人気定番となっているLogicool無線キーボード、サイズや機能、使用感レビュー【G913TKL】

Logicool G913TKLは2020年6月25日に販売されました。
無線ながらも遅延のない操作、3種類のクリックタイプ、アルミボディの高級感により今も人気のキーボードです。
今回は、各寸法や機能について紹介します。

G913TKLキーボードの寸法

Logicool G913TKLの寸法を実際に測定しました。

重量

重量の実測値は808gでした。
ボディがアルミ製なので一般流通している通常のキーボードより重くなっています。
この重量のおかげで、連続したタイピングをしてもズレる事なく一定の位置を保ちながらの入力が容易に出来ます。

全長

全体的に薄くコンパクトな形状です。
ゲームで使用する上で、キー入力に必要最大限、その他は最小限に抑えた造りになっています。

長さ

横方向の長さは366mmでした。
※測定にメジャーを使用したため少し違いがあると思います。

テンキーレスのため、短い造りになっています。
無印のG913にあった5つのGキーもなくなっています。
FPSゲームユーザーにはあまり影響はありませんが、MMOやその他のゲーマーにとっては不便かもしれません。

縦方向の長さは146mmでした。
※測定にメジャーを使用したため少し違いがあると思います。
無印G913G813と同じ寸法です。
キーボード上部のレイアウトが同じで、設計段階から流用していると思われます。

高さ

高さは22mmでした。
無印G913G813と同じ寸法です。
体はとても薄くなっていますがアルミボディで強度は十分にあり、軋みや歪みを感じる事がありません。

キーストローク 

フレームからフリーの状態で8.3mm、押し込み時は5.5mm、ストローク量は2.8mmでした。

G913TKLキーボードの外装

G913TKLの外装において各装備・機能を紹介します。

フレーム裏面

フレーム裏面には、LIGHTSPEEDレシーバーの収納・滑り止め・高さ調整フリップが付いています。

滑り止め

フレーム裏面には計6か所、幅6mm×長さ51mm×高さ2mmの滑り止めが付いています。
滑り止めは純粋な横方向の力には強く、スライドさせようとしない限り誤って動いてしまう事は少ないです。

高さ調整

フリップは0度・4度・8度の3段階に調整が出来ます。
使用する姿勢などに合わせて変更できます。

電源スイッチ

電源スイッチはミュートボタン側面付近にあります。

赤はOFF、青はONと視覚で判断できます。

充電端子

充電端子はゲームボタン側面付近にあります。

端子形状はマイクロUSBです。
個人的にはUSB-Cにして欲しかったと思っています。 

各機能

フレーム左上にある4つのキーにはそれぞれの機能があります。

左から、
①LIGHTSPEEDワイヤレス接続キー
②Bluetooth接続キー
③ゲームモードキー
④LED調光キー

フレーム右上にはメディアコントロールが搭載されています。
キーボード操作をしながら動画などの再生や音量調節が出来ます。
動画編集などに使えればいいのですが、ソフトによっては機能しないキーがあるため、あまり実用的ではありません。

G913TKLキーボードのスイッチ形状

キースイッチにはタクタイル・リニア・クリッキーの3種類があります。
PRO Xのように取り外し交換は出来ないので、購入に際はそれぞれの違いを良く理解してからにしましょう。 

  • クリッキー:可聴クリック音とフィードバックの隆起
  • リニア:静かでスムーズなキーストローク
  • タクタイル:ソフトかつ静かな触知性の隆起

キースイッチ

キー基部自体の形状は共通ですが、それを保持する機構は4種類です。
SPACE・ENTER・左SHIFTキーはサイドに十字状の部品が付いています。
TAB・CAPS・CTRL・右SHIFTキーは棒状の金属で保持されています。
それ以外のキーは保持部品はありません。

G913TKLキーボード:使用感

発売からG913TKLを愛用しての感想です。

文字入力に困らないが…

普段の文字入力に困る事はなくタイピング自体はとてもスムーズにおこなえます。
確かなクリック感とキーが直ぐに戻ってくる感覚は気持ちイイです(クリッキー)。
暗い部屋などで使用する場合、バックライトをオフにしていると、「!”#$」などの特殊文字が見えなくて押しにくいのが難点です。

ゲームをしていて

ゲームでキーボードを使用して、これは人によって扱い方が違うかと思いますが。
ボクは小指の付け根や関節部分で、CAPS・SHIFT・CTRLキーを押す時があります。
たまにですが、引っかかる、キーの戻りが遅く感じる時があります。
キーボタンが完全に覆われていなく角で突っかかっているのでしょうか。
同様の現象がある方はフルカバータイプのキーボタンのキーボード、例えば同社のPRO Xなどを使用した方がイイかもしれません。

バッテリーは長持ち 

連続40時間と公表されています。
無印G913より10時間も長い駆動時間で、テンキーレス・Gキー省略によって省エネルギーになっているのでしょう。
私の場合は約1週間に1度のペースで充電しています。
使用していないと自動で給電が止まるので電源は付けたままで大丈夫です。
充電時間も数時間で終わるのでストレスは感じません。

反応速度 

起動や接続させた際などはもちろん、FPS等のゲームをしていても反応速度のレスポンスが良く、 ワイヤレスという事を忘れてしまうくらいです。
PS4のコントローラなどは有線より無線の方が遅延がないと言われているぐらいなので、それだけ無線の技術は進歩していると言えます。

メディアコントロール 

正直言ってこのメディアコントロールは個人的にはいらない機能でした。
動画を再生させたり音量を調整できますが、それらの操作をする場合は大体マウスを握っているのでわざわざキーボードで操作をする方が面倒です。
メディアコントロールをなくしてマクロキーを入れてくれた方が良かったですが、既存の設計を使った方が開発費は安く済みますからね。仕方ない。

まとめ

キーボードに関しては、実際に扱ってみないと分からない事ばかりですので、どのような感じなのか少しでも伝わっていれば幸いです。
ゲームはそこそこガチだけど、オシャレでワイヤレスに拘りたいという方にはオススメです。 
本体カラーもブラック・ホワイトとあるので、自身のデスクカラーに合わせるなどオシャレにもなります。

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