放置し過ぎたスティックのベトベト コントローラを買い替える前に、○○をすると超簡単に誰でもベトベトが取れます【PS4/PS5/XBOX/switch/プロコン】

久々に昔使っていたコントローラを取り出したら、スティックがベタベタしてどうしようもない、これじゃあ捨ててしまおうかと思うこと、ありますよね。
何もしていないのに、むしろ使っていない状態で保管しているのだから良い状態を保っているのに何故だろう?。
でもなんでベトベトになってしまって、使えるには使えるけどベトベトは気持ち悪くてやっぱり捨ててしまいたい。
今回はそもそも何故、保管しているだけなのにベトベトになってしまうのか。
そして、対策と直し方を紹介していきます。

なぜ、スティックがベトベトになってしまうのか

保管しているだけなのにベトベトしてしまう現象、それは「加水分解」という現象によるものです。
「加水分解」、様々なブログや記事などで散見して知っている方も多いかと思いますが、知らない方からすると何となく化学反応しているんだなという感じでしょうか。
保管していたから、使っていたから、などは関係なく常に「加水分解」は進んでいます。
普段から使っていて指の擦れによってベトベトになる表面は擦れ落ちていき気付きにくいだけです。

加水分解とは

ややこしくて難しい話は避けたいので簡単に言ってしまうと、水分と物質が反応し別の物質に変化してしまう化学反応です。
例えばビニール袋がボロボロになったり、ゴムがカリカリに固くなってしまったりなど素材によって状態は様々に変化します。

加水分解は、一度別の物質に変化してしまったら元に戻す事は不可能です。

コントローラのスティック

コントローラのスティックも例外なく「加水分解」が起こります。
スティックがベトベトになってしまうのは「加水分解」が起こり始めている状態で、そのままずっと放置をし続けると恐らくはボロボロになってしまうでしょう。

ベトベトになってしまう「加水分解」は防げるのか

「加水分解」は、水分と物質が反応し起こります。
水分とは、空気中の水分(湿気や水蒸気)が主になります。
日常において空気中の水分を全くのゼロにする事は不可能なため、残念なことに防ぐ事は出来ません。
しかし、「加水分解」の進行を遅らせる事は可能です。

多湿を避ける

空気中の水分によって反応してしまうので、湿気を極力減らす事で「加水分解」を遅らせる事が可能です。
風と通しの良い場所に置く事が良いですがコントローラを保管する場合、それは出来ないと思いますのでクローゼットなどで使う除湿剤と一緒に保管すると良いでしょう。

高温を避ける

温度が高い状態でも「加水分解」が起こるリスクは高くなります。
コントローラにおいてまずないとは思いますが、夏場の車の中や直射日光が当たる場所に置きっぱなしにしたりするなどは避けましょう。

ベトベトの取り除き方

一度「加水分解」が起こってしまった物は元に戻す事は出来ません。
しかし、コントローラのスティックのベトベトは「加水分解」の初期段階です。
スティックの表面の素材が水分と反応を起こしベトベトしてしまっている状態です。
それを取り除く事が出来れば通常通りベトベトせずに使う事が出来ます。
そのベトベトは意外と簡単に除去する事が出来るのでいくつか紹介します。

消しゴムで擦る

ベトベトの部分を消しゴムで擦ります。
「加水分解」が起こった箇所を消しゴムで擦り、消しカスと一緒に取り除きます。

コントローラの隙間に消しカスが入らないように注意しましょう。

エタノールで拭き取る

エタノールを染み込ませた拭き布でベトベト部分を拭きます。

ティッシュキムワイプなどに染み込ませ、ベトベトがなくなるまで拭き取りましょう。

買い替える前に

ベタベタと一緒にホコリやゴミがくっ付いてしまって、もう使いたくないな…新しいコントローラに買い替えよう…って考えてしまいがちですが、上記のやり方で簡単にベトベトを取り除く事ができます。
コントローラのスティックのベトベトだけではなく、例えばエアガンのM3ショットガンのフォアエンドのゴム部分とか(あまり知ってる人はいないか…)、他には樹脂パーツなども一時的ではありますが「加水分解」が起こり始めたところには有効な手段です。
ントローラのスティックのベトベトで困った場合は一度試してみてください。
また、上記の方法で満足にいかない結果になったとしてもスティックカバーを付ける事でベトベトしたスティックを覆ってしまうという手もあります。
今回の記事が参考になれば幸いです。

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