同社のコントローラーと相性抜群?Turtle BeachのヘッドセットEar Force Recon 70Xを実際に買って正直レビュー

Turtle Beachから登場したヘッドセット、Ear Force Recon 70X。
この製品を実際に購入し、使用してみた感想を詳細にレビューしていきたいと思います。
私がこのヘッドセットに興味を持った理由の一つは、同社が販売している有線RECONコントローラとの相性が非常に良いと感じたからです。
この相性の良さが、私の購入を後押しした大きな要因となりました。
それではまず、Ear Force Recon 70Xの特徴や仕様についてご紹介します。

特長

Turtle Beachの最新ヘッドセットは、軽量で快適な設計が施されており、長時間にわたるゲームプレイをサポートします。
この設計は、プレイヤーが疲れを感じることなく、ゲームの世界に没入できるよう配慮されています。
特に、ノイズを遮断する機能に優れたオーバーイヤータイプのヘッドフォンは、40mmの高品質スピーカーを搭載しており、超高音から超低音まで豊かな音質を提供します。
音楽やゲームのサウンドトラックを忠実に再現することで、プレイヤーはよりリアルな体験を楽しむことができます。

さらに、Turtle Beachは臨場感あふれるオーディオ体験を追求しており、DTS Headphone:XやSony 3D Audio、PS5、Windows Sonic、Dolby Atmosなどの先進的な空間オーディオ技術に対応しています。
プレイヤーは音の方向性や距離感を感じることができ、ゲーム内の状況をより正確に把握することが可能です。
例えば、敵の足音や周囲の環境音を明確に聞き分けることで、戦略的な行動をとることができます。

また、高感度のマイクも装備されており、プレイヤーの声を明瞭にキャッチします。
フリップアップ機能により、簡単にミュートすることができ、必要に応じて周囲の音とのバランスを調整することができます。
この機能は、オンラインゲームにおいてチームメイトとのコミュニケーションを円滑にし、戦略的なプレイをサポートします。

さらに、Turtle Beachのヘッドセットは、3.5mm接続により、XboxやPlayStation用コントローラー、Nintendo Switch、さらには3.5mm接続に対応したPCやモバイル端末など、幅広いプラットフォームで使用できるのも大きな魅力です。
これにより、一台のヘッドセットで多様なデバイスをカバーできるため、プレイヤーは好きな環境でゲームを楽しむことができます。

特長のまとめ
  • 便利なフリップミュート式マイク
  • 快適な軽量設計のヘッドセット
  • 高品質な 40mm スピーカーによる優れたサウンド
  • ノイズを防ぐ高品質なイヤークッション
  • マルチプラットフォーム対応
  • 空間オーディオ技術に対応
  • オンイヤーボリュームコントロール
仕様
型番TBS-2001-05/TBS-2001-15
カラーブラック/ホワイト
互換性/接続Xbox Series X|S & Xbox One/PS5 PS4/Nintendo Switch/3.5mm接続対応のPC&モバイル
本体サイズ横 183.0mm × 高さ 85.0mm × 奥行 162.0mm
本体重量約232g
スピーカーネオジムマグネット 40mm
周波数レスポンス20Hz 20kHz
イヤーカップのデザインオーバーイヤー(閉じた状態)
ヘッドバンドのクッションメモリーフォームクッション付き合皮
イヤークッションの素材メモリーフォームクッション付き合皮
オンボードコントロールマスターボリュームホイール、マイクミュート
マイクのデザイン無指向性フリップアップ式固定マイク
ヘッドセットの電源パッシブ
音声接続有線、3.5mm 端子
ケーブル長1.2m

購入レビュー

Ear Force Recon 70Xの開封から実際に使ってみた感想までを詳しくお伝えします。

開封、梱包状態

Ear Force Recon 70Xのパッケージは、Turtle Beachの特徴が色濃く反映されたデザインとなっています。
特に、その外観は有線RECONコントローラと似通っており、全体的に統一感があります。
しかし、その一方で、どこか安っぽさを感じさせる印象も否めません。
パッケージは視覚的に魅力を引き立てる要素が求められる現代において、もう少し質感やデザインに工夫があっても良かったのではないかと感じます。

内容物

箱の中には、ヘッドセット本体に加えて、説明書や注意書き、さらにステッカーも含まれています。
特に、Ear Force Recon 70Xのヘッドセットは、クッション性のある素材に包まれていました。

説明書に関しては、Turtle Beachの製品に共通する点として、日本語の表記は含まれていないことが挙げられます。
ただし、箱の裏面には、製品の基本的な情報が少しだけ記載されているため、初歩的な理解を得るには役立つかもしれません。

付属のステッカーについて、私はいつも考えさせられます。
多くの製品に付いてくるこれらのステッカーは、デザインが可愛かったり、キャラクターのイラストが印象的だったりすることが多く、一見すると非常に魅力的に見えます。
しかし、実際にそれをどう扱うかという問題が立ちはだかるのです。
どこかに貼るのも、果たしてその場所がふさわしいのかどうか疑問が残ります。
特に、愛着のあるアイテムに貼るのはためらいがちで、結局はそのまま放置されてしまうことが多いのです。

捨てるという選択肢も、何か心の中で引っかかるものがあります。
使わないものを捨てるのは簡単ですが、そういったステッカーには何か特別な思い入れがあるため、捨てるのがもったいなく感じてしまうのです。
それに、捨てた瞬間に「あれはもっと活用できたかもしれない」と後悔する自分が目に浮かび、ますます捨てることをためらわせます。

その結果、多くの場合、これらのステッカーは箱の中に封印されてしまうことになります。
箱の中にしまっておくと、物理的には無駄になっていないけれど、結局はその存在感を失ってしまうのです。
たまに開けてみると、懐かしさがこみ上げてくるものの、その後どうするべきかの答えは見つからず、またそのまま箱に戻すことになってしまいます。

このような経験は、私だけではないと思います。
おそらく多くの人が同じように、ステッカーや付属品の扱いに悩んでいるのではないでしょうか。
これを機に、皆さんはどのようにしてこの手の付属品を処理しているのか、ぜひお聞きしたいものです。
どこかに貼ってみる勇気を持つのか、あるいは心のどかこで大切に保管し続けるのか。

ヘッドセット外観

Ear Force Recon 70Xは、有線という特性から、非常に軽量です。
ただし、その軽量さの反面、見た目には少しチープさが感じられるのも事実です。
デザインに関しては、6000円台という比較的手頃な価格帯を考慮すると、ある程度の妥協が必要な部分かもしれません。
高級感やプレミアム感を求めるユーザーには物足りなさを感じさせるかもしれませんが、逆にコストパフォーマンスを重視する方には十分に満足できる選択肢となるでしょう。

イヤーカップ

イヤーカップの材質に関しては、「高級な」合皮と謳われていますが、実際には一般的な合皮と大差ない印象を受けます。
そのため、見た目や触感において特別な高級感を求めるユーザーには少し物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、イヤーカップ内部に採用されているメモリーフォームクッションは、その弾力性と触り心地の良さにおいて優れた性能を発揮しています。
メモリーフォームは体温によって柔らかくなり、ユーザーの耳の形状にフィットするため、長時間の使用でも快適さを保つことができます。
また、メモリーフォームは耐久性にも優れ、時間が経過するにつれて形状が崩れにくいため、経年劣化が少なく、長期的に使用する上でのメリットがあります。

ただし、イヤーカップのサイズはやや小ぶりであり、耳の大きな人にはフィットしづらいかもしれません。
この点は、購入を検討する際に注意が必要です。大きな耳を持つ方々にとっては、長時間の使用が苦痛になる可能性もあるため、実際に試着してみることをお勧めします。

ヘッドバンド

ヘッドバンドのクッション部にはイヤーカップと同様に合皮とメモリーフォームクッションが用採されています。
この素材選びは、長時間の使用快でも適さを保つための工夫の一環と言えるでしょう。

しかし、実際に使用してみると、ヘッドバンドの厚みがあまり感じられないため、頭部でのクッション性が十分でないと感じることがあります。
クッションが全くないわけではありませんが、あくまで「ないよりはいい」といった程度の印象を受けました。
特に、長時間のゲームプレイや音楽鑑賞を行う際には、もう少しクッション性が欲しいと感じるユーザーも多いのではないでしょうか。

マイク

マイクはフリップアップ式が搭載されており、使い勝手の良さが際立っています。
マイクは取り外し可能と仕様には明記されていますが、実際にはどう足掻いても取り外すことができないというのが私の感想です。
この点は少し残念ですが、マイクは3段階に可動するため、使用しない時にはイヤーカップ側に上げておくことができ、邪魔になることはありません。

音質については、マイクの感度は中の中といったところでしょうか。
ヘッドセット内蔵のマイクは、やはり専用の高性能マイクに比べると性能には限界があります。
特に、音声のクリアさや拾い方にこだわりがある方には、別途マイクを購入することをお勧めします。

配線

イヤーカップから出ている3.5mm端子の配線です。
この配線は一般的なケーブルの太さで、私たちが日常的に目にするようなものであり、例えばダイソーなどの100均で見かけるようなものと同じ感覚です。
これに対して、ゲーミング系のデバイスに期待されるのは、通常メッシュ状のコーティングが施されていることが多く、耐久性やデザイン性の面で優れた印象を受けることが一般的です。

しかし、Ear Force Recon 70Xの配線は、その期待とは裏腹に、かなりシンプルでチープな印象を与えます。
これにより、見た目や質感において他の高級ゲーミングヘッドセットと比較すると、やや物足りなさを感じることもあるかもしれません。
特に、ゲーミング環境においては、デバイスの外観や質感がプレイヤーのモチベーションや体験に影響を与えることが多いため、こうした配線のデザインは一つのポイントとして重要です。

とはいえ、Ear Force Recon 70Xの性能や音質に関しては、配線の見た目に関わらず注目されるべきです。
このヘッドセットは、有線接続の特性上、遅延が少なく、安定した音質を維持できる点も、ゲーマーにとって大きな利点です。
こうした性能面が、見た目のチープさを補う要素となっているのかもしれません。

外観の総評

Ear Force Recon 70Xのレビューを行い、まずはその外観と梱包状態について触れました。
製品の箱は非常に綺麗で、開封する前から好印象を持つことができました。
丁寧な梱包は、製品への期待感を高める要素でもあります。
しかし、中身を見てみると、少々残念な点がいくつかありました。

まず、説明書に関してですが、日本語表記がない点は大きなマイナス評価です。
Turtle Beachの製品を以前に購入したことがある方であれば「またか」と思うかもしれませんが、それでもやはり日本語の説明書がないのは不便です。
特に、初めてこの製品を手にするユーザーにとっては、取扱いや機能についての理解が難しくなる可能性があります。
日本市場を意識した製品展開を考えると、日本語の説明書は必須であると感じます。

次に、ヘッドセット本体の外観に目を向けてみましょう。
価格が6000円代ということもあってか、全体的にはチープさを感じざるを得ませんでした。
これは予想していた範囲内ではありますが、実際に手に取ってみると、画像で見た際の印象とは異なり、思ったよりも安っぽく見えてしまいます。
このギャップには注意が必要です。
もちろん、値段相応の見た目とも言えますが、期待を持って購入したユーザーにとっては、少しがっかりするかもしれません。

一方で、イヤーカップはしっとりとした柔らかさがあり、着け心地は非常に良好で、長時間の使用でも疲れにくい印象を受けました。
この点は評価できるポイントです。
また、フリップアップ式のマイクについてですが、取り外し可能と表記されているものの、実際には外せないという謎の仕様がありました。
これは表記ミスか翻訳の間違いなのか、確認していただきたいところです。

総じて、Ear Force Recon 70Xは外観でのマイナス評価が目立つものの、値段相応の性能を持っていると言えるでしょう。
見た目のカッコよさに惹かれて購入を検討している方は、実物とのギャップに注意が必要です。
Ear Force Recon 70Xの、箱の外観や梱包状態は流石に綺麗で好印象でした。

実際に使ってみて

Ear Force Recon 70Xを実際に装着した際の体験について詳しくお伝えします。
まず、初めての装着時には、寝起きのボサボサ頭や無精ひげ、そして少しよれたシャツという、あまり整っていない自分の姿が少々気になりましたが、それもまたご愛嬌ということで気軽に装着することにしました。

装着感についてですが、イヤーカップがやや小さいため、最初は少し窮屈に感じることがありました。
ただし、イヤーカップのクッションは非常に柔らかく、長時間の使用でも耳が疲れにくい心地良さがありました。
このクッション性は、特にゲームや映画を楽しむ際に大いに役立ちます。
音に没入するためには、快適な装着感が不可欠ですから、その点では良好だと感じました。

また、遮音性についても触れておきたいと思います。
Ear Force Recon 70Xを装着すると、外部の音はほとんど聞こえなくなり、周囲の環境に気を取られることなく集中して楽しむことができました。
この点は特に音楽やゲームを楽しむ際に重要でで、周囲の雑音が気になる場合でも、しっかりとした遮音性のおかげで、静かな空間で音に浸ることができました。

音質については、動画や音楽を再生した際の印象をお伝えしますと、低音に関してはやや物足りなさを感じました。
重厚感がもう少しあれば、より迫力のある音楽体験ができたのではないかと思います。
しかし、ゲームでの使用感については、別の記事に詳細を載せていますので、興味がある方はぜひそちらもご覧いただければと思います。

総じて、Ear Force Recon 70Xは装着感や遮音性については非常に満足できる製品ですが、音質の面ではさらに改善の余地があると感じました。
それでも、コストパフォーマンスを考えると、十分に楽しめるヘッドセットであることは間違いありません。
ゲームや映画、音楽を楽しむためのデバイスとして、一度試してみる価値はあると思います。

まとめ

今回は、Turtle Beachの「Ear Force Recon 70X」というヘッドセットについて詳しくレビューしました。
この製品は、価格が6000円台と非常に手頃であり、接続方法が3.5mm端子という点からも汎用性が高い事が特徴です。
多くのゲーム機やデバイスに対応しているため、特にライトゲーマーにとっては魅力的な選択肢となるでしょう。

私の個人的な評価としては、Ear Force Recon 70Xは特に際立った性能を持つわけではなく、全体的に普通に使える程度のパフォーマンスに留まっていると感じました。
特に、ゲームを本気で楽しみたいという方には物足りないかもしれませんが、カジュアルにゲームを楽しむには十分な性能を発揮してくれます。

有線接続でケーブルの長さが1.2mという仕様は、家庭用ゲーム機のコントローラに接続して使うのに最適です。
このため、しっかりとした音質でゲームの臨場感を味わいたいが、あまり高額な製品には手を出したくないという方にとっては、非常に良い選択肢となるでしょう。

ただし、外観については若干のチープさを感じる部分があります。
また、イヤーカップのサイズが小さめであるため、長時間の使用には向かないかもしれません。
しかし、コストパフォーマンスを考慮すると、これらの欠点はそれほど大きな問題ではないと私は感じました。

結論として、ちょっとしたゲームの臨場感を楽しみたい、友達と軽く遊ぶ程度の方には、このEar Force Recon 70Xはおすすめできる製品です。
特に、初めてヘッドセットを購入しようと考えている方や、予算をあまりかけたくない方にはぴったりの選択肢となるでしょう。
ゲームを楽しむための第一歩として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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