ちっす、マキシです。
漫画が好きで財布を気にせず買い漁り破産寸前です。
いつも通り漫画を漁っていたら出会ってしまいました。
これはほぼ恋と言ってもいいレベルです。
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木造迷宮
三文小説家のシバタニと、住み込みで働く女中のヤイさんとのほのぼのコメディ漫画です。
「月刊COMICリュウ」創刊号(2006年11月)~2014年7月号まで連載されていました。
時代背景
主だって説明はなく、恐らくは昭和の時代。
テレビすら満足に普及していなそうな時代なので昭和20~30年代なんでしょうか。
主人公のシバタニが何事にも無頓着な性格なので、単に物を買っていないだけの可能性がありますが。
「めぞん一刻」よりも古く感じますが、それとどこか似たような雰囲気で知らない時代ですがどこか懐かしさを感じる時代設定です。
三文小説家シバタニ
「世間の片隅で三文小説を書いて暮らしている」
「そんなボクの家には」
「よくできた女中さんがいる」
毎回このセリフから物語がスタートします。
彼は小説を書いて生計を立てています。漫画内で6冊?ほど出版されていますが、そこまで売れていないようです。
年収は恐らく100~400万円ほどだと推測されます。物語内でも出版社が休刊のため稿料がもらえなくなり、ヤイさんと節約生活をする話が出てくるので生活はいつもギリギリでしょう。
小説家になる前は、小学校の教員を務めていましたが、夢である小説家を諦められず退職しました。
年齢は公開されていませんが、教え子が成長して遊びに来たりする話があったりするので恐らく30代?かと思われます。見た目は40代に見えますが。
元教員だけあって教養もあり子供たちの扱いも慣れたものです。しかし、人付き合いは苦手なようで、特に女性関係はダメダメです。
女中のヤイさんに対しても遠慮がちで奥手な場面を見せます。これについては過去のトラウマもあるため仕方ない部分があるのかと思います。
陰キャで変なオジサンみたいな主人公シバタニ。はじめこそ変な人扱いされる場面がありますが、徐々にその持ち前の優しさに人々は惹かれていきます。
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女中のヤイさん
「木造迷宮」のヒロイン、女中のヤイさん。
身寄りも行き先もないヤイさん、シバタニのイトコの勧めでシバタニの家に住み込みで働くことになりました。
物語はシバタニの家に住み込んで3年が経過してから始まります。
シバタニが執筆に夢中になっている中、家事全般を担いシバタニを支えます。
幼い頃から女中として育ち、学校に通った事がないため簡単な文字しか読めません。作中でシバタニの小説を読むために頑張って勉強をする場面は健気です。
見た目は幼く、中学生くらいにしか見えませんがお酒を飲む場面があるため成人しています。世間とは離れた生活をしていたため、珍しいものにはかなりの好奇心を示し子供のような振る舞いをする事もあります。
優しい性格と何事にも真面目に取り組む性格のため、周りからの信頼を得るのが早く、常に皆の人気者になっていきます。
ストーリー
シバタニとヤイさんの何気ない生活がメインとなっていくストーリーです。
徐々に登場人物が増えていきますが、雰囲気を阻害するような事はなく進みます。
それぞれの人物に過去があり、それらが全て繋がっていき、ちゃんと伏線回収をします。
あー、やっぱりな、という場面もありますが、それはそれでスッキリできるところなのでアリです。
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まとめ
とにかくヤイさんに癒される。
読み始めは、ロリっぽい女の子のメイドさんみたいな話なのねって思っていましたが、全然違いました。
シバタニもイケメンキャラではないですが、いいキャラで。それを直向きに支えるスイさんが可愛い。
作品は6年前に完結していますが、時代背景がそもそも古いので、世界観への導入はすんなりだと思われます。
もーね、ヤイさん目的で12巻一気に読んじゃったんだから。
それでは( ´Д`)ノ
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▽この機会に是非見て下さい▽
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